詩人:ふくざわゆいと
寂しさを埋めるための道具…
ぬいぐるみよりは 温かいだろうか
それすらも分からない
キミはボクを求めてはいない
寂しさを埋めたいだけ…
きっと 他の誰でもいいのだろう
自分のご都合主義に合う
思いどおりに動いてくれる
イエスマン その正体は操り人形
違うんだ ボクはただ
キミに嫌われたくないだけ…
好きな人は他にいるくせに
ボクのこと好きでもないくせに
なぜ求める…? そして分かっていながら
なぜボクはキミを放っておけないのだろう
こんなことを繰り返しても キミのためにも
ボクのためにならないというのに
弱いんだね きっと
いつか誰かに愛されることを
心のどこかで願っていながら
今 目の前の孤独から 逃れたいのもまた事実
好きでなくても寄り添っていれば
埋められなくても 紛らわせるから
キミに利用されていく ボクの想い
キミの寂しさを補い 誤魔化す
ボクはそれだけの存在…