詩人:どるとる
随分と開けてない引き出しを開ける
あなたの笑顔をまだ この心は覚えてて
変わらずに優しく僕に笑いかける
空が残す 足跡を 追いかけたら
たどり着けるかな君のいる場所まで
レンズ越し映ってた 少しずれたアングル
ぼやけたままよみがえる 回想場面
君の影が背伸びして同じ背丈になる
手をつないだ温もりだけで満たされてく
この幸せだけは いつまでも僕の宝物
君の話を集めたら一冊の本の物語になる
ページをめくる風が 急かすように
はやる気持ちのまま駆け出すよ
よくできた幻が 水面に映って揺れる
きれいだね。