詩人:蒼ノ天使
幾千の春を巡り
つぼみは花へ
花は果実へ
「好き」という気持ちは
僕から君へ
何年経っても
大好きだよ…
笑いあった
あの草の上
風の音響く
春の歌
僕はうたた寝
君の膝枕
何年経っても
続くでしょう
笑い合うふたりの影
いつまでも
消えませんように…
桜の花びら舞うように
流れ星が降り注ぐ
地から種蒔き芽が出た時に
僕は祈ろう
ふたりの永遠を…
幾千の冬を巡り
かじかんだ君の手
温めた記憶は
昨日までのもの
ふたりの前には
雪景色
ふたりだけの雪の国
今日は何の日?
忘れたのかい?
冗談だろ?
そう
今日はふたりだけの
メリークリスマス
ふたりの時は
今
天使の羽の様に
白く白く淡く染まるのでしょう
冬の雪、空舞うように
流れ星が降り注ぐ
雪、地に落ち溶けるとき
僕は願おう
ふたりの永遠を…
僕ら出会った頃の様に
笑えない
くだらない話しで
安らげない
追いかけても
傷つく事しか覚えず
我が後悔
雪の様に溶けず
追憶の扉
開けてしまうは
きっと
僕と君…
願い合おう
寄り添おう
独りぼっちなんかじゃ
ないはずだろ
笑い合いたい
君の隣りで
呼吸息合わせながら…
春の歌
桜の花びら舞うように…