詩人:ふくざわゆいと
幼い頃 思い描いてた
いつかはボクも この大空を 飛べるものだと信じていた
年を重ねていくにつれて
人は汚れていくのだろうか…
今更ながら気付いたんだ
いつのまにか失ってたことに…
(ヒーローに憧れ 外で遊び 家族が好きで 人目も気にせずに
泣いて 怒って 笑って 過ごした日々
ただ純粋に生きていた あの頃
それに比べて今は…。)
健気や無邪気と言う名の翼を
知らないうちに 失っていた…
素直のまま ありのまま
生きられるほど 現実は甘くないし
いっぱい傷つき いっぱい傷つけ
今があるのは確かだけど
あの頃持っていた 翼
あの頃持っていた‘なにか’
“大切ななにか”を
忘れちゃいけない
そんな気がしてならないんだ