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詩人:現実的SUGILL
例のごとく濁ったり
急に心もとなくなったり
悪い意味での
「どうでもいい」主義に
翻ったりもするけど。
結局、欲しいものは
いつもおんなじ
辿り着く結論も
いつもおんなじ
堂々巡りの
思考の迷路も
もう...無意味なんだ。
だってとりあえず
手探りでも
突き進むしかない
ソレがやはり
最終的な。明確な。
コタエなわけで。
だから考えることすら
放棄して
傷むことすら、放棄した
夏の強すぎる日射しに
目眩がしただけさ
KURA・KURARI
理性も本能も
すべてが酔いどれ
渦の爆心地...
君は居ないし
もう誰も来ないし。
だからひとりで
荒波漕いでゆく
この世界にはいつも
戦いしか
ないから
何かが始まる予感に
胸膨らませて
ときめかせて
裏切られたって、また
何度でも期待して
夢を見て挫折して
愛をして、傷ついて
また何度でも
何度でも
立ちあがるだけ