詩人:浜崎 智幸
・僕は君の堕落を願う君の夢を根絶やしにする君は僕に呪文をかけるだけどそれじゃ僕は死なない泣きながら刺し殺し君を黙らす朝の街に死体を捨てるその瞬間に君は目を開け低い声で僕の名を呼ぶ・・僕は安い洋酒で眠る君の夢を見たくないから君は僕に毒素を混ぜるだけどそれは僕に効かないひと筋の血が流れ悪性の愛の花が開く胸の谷間に最後の夢は君の未来を裁くために成就するのだ────────