詩人:みに☆
ひらひらと舞い散る桜の花びらを掴もうとして必死になった幼いころいくら手を振り回してもいくら背伸びをしてもひらひらすり抜けて行く幸せは掴めない桜の花びらのよう足元の花びらには目もくれず空から降ってくる花びらだけを掴もうとしたあしもとを見てごらんわたしを見てと泣いている落ちた花びら両手ですくってごらんもう泣いてなんかないあなたがあたしに気付いてくれたから