詩人:どるとる
人混みあふれる街の中 誰一人同じ顔はなく同じ気持ちを 抱いている 人はいない恋人や家族でさえ 抱いてるのは似ているようで 違う気持ちだ何が本当か嘘なのかもわからない 空は暮れてゆく 歩道橋の上から見た夕日が今まさに沈んでゆくところ何を急いでいるんだろう 訳もないまま行く宛もなく なくした心を探してる自分はここにいるのに まるで心だけ自分のものじゃないみたいだ生きていることに答えが出せないそれだけで僕の存在は曖昧になる。