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詩人:快感じゃがー
若き日の僕
空っぽの頭の
まんまで
こころは
蒼き夢をみてた
光を叫んで
消えた君
真夏のささやきに
何もかもが
溺れてしまったみたい
ひび割れた
鏡のなか
ほんとの未来を
そこに
見た気がして
急に怖くなる
足下が
抜け落ちそうに
なる
「せかいは ときどき 痛い」
いまなら
秘めていた想い
吐き出して
捨てられるかも
ちょっと
甘い生態
さらしているかも
若き日
僕は
身勝手すぎたんだよね
ギターが
うなずいて
歯切れ悪い感じで
ほら
また
ドアが開いたよ
吸い寄せられてく
この手は
誰のもの?