詩人:阿修羅
死んだ瞳だからあたし
何も見えないのと
嘘つけたら
傷つかないで
済むのかも知れない
誰も傷つけたくない裏は
あたしが傷つきたくない
罪を背負いたくない
それだけなの
決して綺麗ではないあたしは
どうしてか
必要以上にぬくもりを
求めて巻き込んで
傷つける
あたしも息が出来なくなる
それが繰り返されて
あたしは生きてる
最近わからなくなって
ぎゅぅってしてくれる
腕が欲しい
安心できる場所が
卑怯なんだろな
全てを繋いでおくなんて
不可能で
誰かが傷つきながら生きるのは
義務みたいなもの
久しぶりにおかしくなりかける
自分を外から冷たく視るあたしがいた
何人に謝りながらあたしは
生きてるんかな
狂っちゃえば
簡単なんだよ
自分で全て崩して
またおかしくなるんだ
大丈夫だと思うよ
吐き出す術はまだ少し
残ってるから