詩人:どるとる
現在地指し示すカーナビのように
自分の存在を文句も言わず認めてくれる人に会いたいよ
そんな人とだけ生きていきたい
だけれど今いる現在地見渡してもつり上がった目をした奴らが目立つぜ
だけれど僕はたしかに間違いなくここにいて生きている
現在地に現存している
大地を踏みしめ影を落とし息をしてる
それだけでちょっとだけ幸せな心地
ハッピーな風が胸を吹き抜けてゆく
僕が僕自身を認めることで誰かのトゲトゲした言葉を叩き落とす
そんな力がみなぎる
今日こそはまた新しい自分の誕生日
ここは存在が許されたもののみが集う場所
流す涙 浮かべる笑顔 すべては存在するもののみの証
現在地ならぬ現存地なのである。