詩人:さらら
暗い闇のなかで
前向きな意識
模索するよに
そこから出口
見つかるよと
闇のなか女神様
鳴らす孤独
それで前向きな意は
助けてくれましたか
嘔吐を与えませんでしたか
この子たちを万年闇から
出して上げて下さい
女神様
女神は答える
闇の女神に依頼して
闇から出してあげようと
非常口を開けた
でも光眩しくて
出ようとはしない
明るさは怖い
では女神様
あなたが手を差し延べ
非常口の外へ
連れて出して下さい
闇の女神は答える
差し延べる手は
闇の世界
退化してしまい在りません
闇の女神の私は
非常口の外
明るい世界には出られません
女神様 闇のなか
煙り漂っています
苦しい
女神様 出ましょう
闇は煙りで白くなる
非常口の明るさは
分からなくなる
とにかく
その子を闇の煙りなかから
直ぐさま出すんだ
この煙りから逃れるには非常口の外へ向かうしか
方法は無い
自分で非常口から今すぐ
出るんだ君
女神様
あなたも出ましょう
闇なかの女神など辞めて
煙りを吸い込む前に
非常口から外へ出ると
裏街の外れの公園のよな
一番星と夕暮れの匂い
ニュース記事には
以外な事実
女神様は
あの闇のなか居た皆の
ママ
僕は女神様が17才の頃
生んだ一番、上の子
ママなど知らず女神様と
呼んで
闇の中 父親違いの
女神様は戦争孤児
(nonfiction)