詩人:山鳩
臆病者のくせに小心者のくせに怖がりのくせにやきもち焼きのくせにひとぼっちが嫌いなくせに寂しがりやのくせに泣き虫のくせに恥ずかしがりやのくせに僕は君が好きなんだ哀しくなって嬉しくなって冷たい指先を握りしめたら降り始めた綿雪の中で君のことしか考えないでいる