詩人:のん
今年もまたこの季節がきた
凍るような寒さ
突き刺さる棘のよう
今君は何を想ってるの?
僕は君の中にいるのかな?
少しだけ不安になるよ
時間すれ違い
心の中で
「ごめん」を繰り返すけど
きっと君には伝わってないね
どれだけ愛しても
愛し足りない
なんて台詞嘘だと思ってたけど
君に出逢って気付いたんだ
嫉妬も愛だってこと
好きなら細かな会話さえも
覚えるくらい大切に出来ること
少しくらい素っ気ない態度でいても
伝わってくれたらいいな
君から貰った温もり
ずっと離さないから…
どうか僕の傍で笑っていて
溶けてしまうのが怖い
臆病な僕は情けないくらい脆くて
君が気付かないように泣くんだ
そしてまた立ち上がり
この季節をまた迎えた