詩人:どるとる
お母さんと子供が手をつないで帰る
幸せのイメージはいつでも変わらない
夕暮れの街 あの夕日が沈むまでに
お家に帰ろう 今夜はハンバーグだよ
どこにあるだろう この世界で僕が
まっすぐに帰りたいと思う場所は
どんなに悲しい日でも会いたいと思う
そんな人が僕を待っていてくれる幸せ
ただいまを言うときありがとうも言おう
ついでに愛してるなんて言ってみよう
あなたの笑顔を思いながら
歩道橋を渡って つないだ手のぬくもりを
この手のひらに思い出しながら
思うのは思い出せる記憶がある幸せ
雨の日でも 晴れた日でも君が笑えば
心は 晴れるよだからまた笑ってよ
幸せとは きっと手を伸ばせば届く場所にある
だけどあまりに近くにあるために 気づかないんだなあ
どこにあるだろう この世界で僕が
まっすぐに帰りたいと思う場所は
どんなに悲しい日でも会いたいと思う
そんな人が僕を待っていてくれる幸せ
今日も日が暮れるよ
一番会いたい人はもういない
空に描く 君の笑顔
ただいまは僕にとって 少しだけ 悲しい言葉だ。