詩人:どるとる
何度も何度でも傷つけてしまうのに
何度も何度でも愛してしまうんだよ
憎たらしくてでも愛しくて
こんなに大切なのに時に邪魔になるんだ
世界中で一番愛してる人は誰かと
聞かれたなら迷わずに君と答えるだろう
ひっぱたいてもなぐりつけても
泣かなかった君が
僕が死にたいって言ったとき 初めて泣いたのを覚えてる
汚い言葉で人を罵ったり 他人のせいにする僕でさえ
愛してくれた君でも その時ばかりは僕を 叱ったんだ
僕の命を何よりも大切に思う君だから
僕も君の命を最優先に考えることにした
下手くそな歩き方でまた転んでしまう
僕のせいなのに君はすぐに謝るんだ
日が沈む前 手をつなぎ歩く帰り道
離れたところからでも君を見つけられる
叩いた手を見つめて 何度も 後悔する
痛みは肩代わりできないけど
想像しえる痛みは君が感じてるよりずっと優しいね
だから 用意してた嘘やごまかしは しまって 素直な気持ちだけ 向き合わせて 君の耳元で愛の言葉ささやこう
あんなに長かったはずの一日も
あっという間に終わった
映画を観初めて気づいたときには
もう 終わっていたときのように
なんでこんな僕に優しくしてくれるの?
一度聞いたことがある そしたら君は
当たり前みたいな顔をして あなただからと 言ったんだ
覚えてる?
ひっぱたいてもなぐりつけても
泣かなかった君が
僕が死にたいって言ったとき 初めて泣いたのを覚えてる
汚い言葉で人を罵ったり 他人のせいにする僕でさえ
愛してくれた君でも その時ばかりは僕を 叱ったんだ
その時、僕は本当にあなたに愛されていることに気づいたの。