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詩人:甘味亭 真朱麻呂
Mr.SEVENTEEN
雨降りの日曜
どうして僕はこんなに淋しいのか
Miss.SEVENTEEN
俯いたままの君
いつから二人はこんなに離れてしまったのか
教えておくれよ
Miss.SEVENTEEN
俯いたままでいいからさ
僕が今日まで暮らしてきた毎日は何故にこんな最後を迎えるの
夕方になっても
雨は止まずに強まるばかりで
よけい滅入るよ
僕らに突きつけられた明日はとても絶望的で
悲しみなんかとうに通り越していたよ
ねぇ 神さま
僕の人生を帰しておくれよ
Iam.SEVENTEEN
僕はもうダメさ
君にさえ見放されるくらいさ
僕は最低なヤローだ
離婚届に判を押して
君が帰ってだいたい二時間ぐらい経った頃かな
気づけば雨はすっかり止んでいたよ
それでも心には永遠に止まない悲しみの雨が降り続いている
目覚めた僕は孤独なだけの安月給のサラリーマンだった。