詩人:どるとる
ゆらゆらと ゆがんだ陽射しが のたうつ真夏の 30度を軽く越える 猛暑日汗もすぐに 引いてく乾いた喉を潤す片手で飲み干すサイダー弾けるように 飛ぶ水しぶきは彼方へ見上げた空が目眩で百八十度 回る倒れそうで 倒れないタフな僕指先ひとつで 指揮者にもなれるでたらめなメロディ 奏でてしまおう曲がれスプーン背中と腹がくっつくくらい僕はエスパー。