詩人:どるとる
空から吐き出された 雨が 道に刻む足跡 水溜まりを一息で飛び越えるその先に何があるのだろう大きな口を開けてあくびをしたら僕のが移ったのかな君も あくびをしたまだまだ ぼんやりとした覚悟名前もない 気持ちを抱えてる今にも消えてしまいそうな思いはやがてそう遠くない未来で投げたボールが戻ってくるようにさ君の手に そっと返るだろう。