詩人:どるとる
僕の手よりひとまわり小さな君の手が考えるよりも先に動くから 空回りそこには計算なんてないんだと思うだから決まった答えなんてないんだよ不器用さを言い訳に遠ざけてた気持ちをせめて紙の上に 書き起こそうそれは思いを 言葉にする作業離ればなれの気持ちをつなぐリレーバトンを落とさないように走る明日に手渡すまでが僕の役目だあと少し もう少し強くなりたい僕がゴールテープを切る瞬間思いは届く「好き」それだけの思いを届けるために走者は 果てしないゴールを目指すんだ。