詩人:現実的SUGILL
あたまをまっさらにして
キモチをまっさらにして
過去もぜんぶ忘れたふり
フラットな自分つくってみるけど
でも、彼に会えば
きっとまた惹かれてく
あの日の疵口ずっと痛むけど
かさぶただらけの
美しくないわたしだけど
感情はいつも新鮮に
あたらしい想いに、ゆれうごく
毎日、だれかに会いたくて
いとしいあなたに会いたくて
あいしたくって、たまらない
さらわれたならその中に
まるごとぜんぶ、融けてゆきたい
ねがい、いのり、
ただ叶わない夢を
みていただけのあの頃
思い出して、あるがままの心
浮き沈みあるのは当然のこと
思いっきり泣いて
そしてときには、笑いながら
着実に一歩ずつ。
気づけばいつのまにか
そのハードルを超えている
なんとなく、でいいんじゃない?
ひらめいて、はじけ飛び
思い立ったその瞬間に
せかいの色が変わるから
迷わずにまっすぐに、突き進みたい
もう前しか見えない
未来しか。いらない
冴えない朝も
癒えない夜もひとっとびで
きみに会いたいよ