詩人:羅憂里
そこにあった。充分に満たしていた。消えることはない。あたりまえのもの。僕らを全てを包み込んでいた。まだ足りない?壊れるのが恐い?理不尽だ?ワガママだと知っている。全てのものは、気付いてもらえない。失ってから気付く、でも、そのときの悲しみや後悔だって、全てのものの一つなんだから。