詩人:黒神仁
強くなりたかった。ただひたすらに。何事にも挫けずにいられる人になりたかった。手に入れた強さはハリボテみたいに薄っぺらくて吹けば飛びそうさ。僕はこの強さで何が変われた?何を変えられる?こんなにもこんなにも、僕は弱かったか。