詩人:さみだれ
夜行バスに乗って知らない町を過ぎて隣で眠る 君の手をギュッと涙はでない夜明けまでは隣で眠る 君がバスを降りるまで星のトゲがちくり記憶を突いて今はもう会えない知らない町の夕べ心の奥へ駆け寄る君の笑顔涙はつゆ降らず隣で眠る 君の頬にも