詩人:どるとる
夜明け前の街並みはまだ薄暗くて
あなたの顔もうまく見えやしないな
メロディラインを辿ってつま弾くギター
どんな音が鳴るかな つないでく声と言葉
この街にある 人の思いの数だけ
異なる人生のあらすじある
今もなお続いてる物語は始まったばかり
確信にさえふれちゃいないんだよ
生きる意味だとか生きていく理由なんかをごまかすとき
悲しそうな君の顔が浮かんでは消える
つないだ手の温もりが戒めている
何気なく交わす言葉ひとつの重みは
人を幸せにもする 人を不幸にもさせる
枝先から 二つに分かれた木のように
すれ違う今を生きてる 人口約三億人
寝起きを繰り返すだけのつまらない
小説にもならない毎日に おもしろみはない
ただ守るべき人が僕にはいて 君にもいるから
その人のために
自分を犠牲にして生きている 誇り
この街にある 人の思いの数だけ
異なる人生のあらすじある
今もなお続いてる物語は始まったばかり
確信にさえふれちゃいないんだよ
何気なく交わす言葉ひとつの重みは
人を幸せにもする 人を不幸にもさせる
枝先から 二つに分かれた木のように
すれ違う今を生きてる 人口約三億人。