詩人:どるとる
暗い夜の中でも 消えない光を探してる
開いた窓に落ちた星を手づかみにした
銀河を走る 列車に乗って 夢の世界へ
生まれ変わりたい気持ちを 走らせる
レールに乗って 僕は行くよ このまま
終わらない旅に出るんだ君と
瞳の中に 広がった僕だけの大宇宙
夢から夢が飛び出したような世界だ
背中に羽が生えて僕はふわり舞い上がる
こんなに星が夜空にはあるんだ
だからひとつくらい夢だってつかめる
そう信じた瞬間から僕の旅は始まった
夜空はさしずめ高価なプラネタリウム
星と星をつなげている見えない道がある
天の川を走る列車に乗って行くよこのまま
行き先を変更 太陽系をワープする
自転車に乗って 小高い山の 頂へ
そこから見える星をひとりじめだ
出来れば風呂敷に詰めて持ち帰りたい
でも手を伸ばしても背伸びしても届かない
だから、僕は地上にある星を探しに行く
その瞬間から僕の旅はやっと始まった
遠い昔に読んだ小説の 一説を思い出す
あれなんだっけな
忘れてしまったよ
でも いつか思い出せるだろうなんて
笑ってる 帰り道
見上げた夜空に一番星を見つけた
明日は晴れるかな
瞳の中に 広がった僕だけの大宇宙
夢から夢が飛び出したような世界だ
背中に羽が生えて僕はふわり舞い上がる
こんなに星が夜空にはあるんだ
だからひとつくらい夢だってつかめる
そう信じた瞬間から僕の旅は始まった。