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詩人:甘味亭 真朱麻呂
窓の外には今日も夕焼け
気づけばまるで昨日のように一日はそうやって過ぎていく
楽しいことはいつも
悲しいことはいつも
僕を置き去りにして
僕は暇を持て余し
退屈な日々を暮らしている
ルララ ルラララ
明日も明後日もこんな風に終わるだろう
そうしてこんな日々をずっと繰り返して
僕は死んじまうんだろう
ルララ ルラララ
口ずさむ唄はどれもぱっとしない唄
気づいたらガタゴトガタゴト電車の中
疲れて寝てる
家族の幸せ
日々のストレス
先々の不安
いろいろなものを抱え込んで
吐き出す場所もないまま
結局僕は君に当たってしまう
喧嘩は尽きない
ストレスがたまる一方
そして今日も日が暮れて
自分なりに
自分の精いっぱいで
頑張ってんのに
どうして どうして
僕は認められないのだろう
いつも いつも
跳ね返って来るばかりで
心苦しいのです
窓の外には今日も夕焼け
涙を流さない日などない
ため息をこぼさない日などない
なぜなら僕は家族がいながら独りぼっちだから…
この世界に僕を快く認めてくれる
そんな場所など存在しないから……。