詩人:タッシー
声を聞きたかった
ただそれだけでもよかった
君が愛しくて
頬を伝うモノは何だろう
怪我してなんかいない
どこも痛くない
何が流れているんだろう
君に愛されて幸せいっぱいなのに
何が溢れていくのだろう
何が零れているのだろう
ただ君に逢いたいだけなのに
何が視界を塞ぐのだろう
何が見えなくするのだろう
何もかもぼやけて見えるのは何故だろう
君の声を聞いて
答えが出るような気がした
死ぬほど恋しいのに
その滴り落ちるモノ
両手で受け止めて
それでも落ちるモノ
別に 悲しいわけじゃない…
2005/06/12 (Sun)