詩人:菊
事なかれの安パイなエスカレーターに
足を踏み入れるのはなんだか気が向かない
お手々引かれてヘラヘラと愛想笑いしてる
奴等がどうにも胸くそ悪くて
模範解答 そんな道からはみ出してみればすでにクズ呼ばわり
それならそうと俺達は自分の道探した
何も用意されてない低い場所から
失敗重ねて上って行くんだと
ただまっさらに正直に生きてくよ
見えない明日をがむしゃらに
誰かに邪魔され崩されたって1つずつ積んでくさ
ゴミ山とののしられてる階段を
白い目した奴に追い抜かされる見下される様に
にらみを返したところで意味が無い
落ちこぼれてるなんて気にはしてないけれど
負けてる感じはヤケに悔しい
ふざけまくって馬鹿だと言われ暴れ回って痛い目を見た
それでもまた1つの段差は生まれてる
そう簡単に事は運べないけれど
確実に俺達は進んでる
望んだ物は遥か遠くなかなか届かないからさ
この夢は強さを増していく
見えない明日に俺達またつまづくだろう見落としてる様々な石ころに
それを大事に抱え込んで1つ1つ重ねてく
確かな自分の道として