詩人:アハ☆
何を磨こう
きっとこんな装備じゃ
何も守れないよ
準備万端な相手はやる気満々
欲望のおさまりどころは不足中
すれ合う度互いに歪になって
ボロボロになった矛
もう受け止められない
代々受け継がれてきた
この磨きのかかってない剣も
もはや役立たず
逃げるために連れてきた馬にも逃げられて
甲冑に潜り込んで
何事もなかったかのように顔を出す予定
あ、甲冑も磨かれてなかった;
偶然おさまった形にひとつになってしまいそう
希望詰まった欲望またここにひとつ埋葬
何を磨こうか
2008/03/23 (Sun)