詩人:竜宮這
ピチピチ跳ねる見える夢に心躍らし、見えない夢に息が詰まる程の絶望を感じその繰返しピチピチ跳ねてはおさえつけられジタバタしても、もう遅い僕はどうしてもっと大海を泳ぐ心地よさを一心に味わわなかったのだろうそんな後悔、もう遅いあの大海を縦横無尽に僕は泳げたもう遅いあれは夢だった今から僕は死ぬもう、どうも、何も考えたくない気分だ早く一思いに私は死んだ私は人であった