詩人:ハリネズミ
あなたはいつも笑ってるどうして?手を伸ばした先にあるものは拒絶という名の監獄あなたの笑顔が私を傷つけるその針で突き刺すくらいなら最初から微笑みかけないで私の前から消えて私は雪に埋もれたはりねずみどんなに寒い冬だってその手に触れてはいけないの誰も近寄らない誰にも近寄れない血だらけの身体を丸めて高い空ばかりみつめるもう手なんか伸ばさない