詩人:風凛
ごめん、今までネガティブになりすぎていた。
あなたはいつものように私の為に本気で怒っただけだ。
しかし私はいつものように、それを受け入れようとも、いや私の耳に入る事すら拒絶してた。
私はそういう嫌な私自身から目を背け、無視し、無理矢理、正当化していた。悪いのは全てあなただと思っていた。私は絶対間違ってなどいない――。
だか、その後、気づかされた。私は一人になってあなたの言う事の正しさをだんだん理解するようになり。頑なに拒絶し続ける私の存在を認識した。
その時から私のベクトルが逆向きになったんだ。それからの私は嫌な私を意識する事を始めた。
それからと言うもの、ストレスや嫌悪、その他の汚いものが私の中から減退していくのを感じるようになった。プラスの感情がどんどん沸き上がって、私は今では前向きに物を考えられるようになった。
…ごめん、まだありがとうを言ってなかった。この感謝のキモチは、あったかいままで必ず届けに行く。