詩人:もふぅ
ねぇ、どこまでも手をつないで行けると思っていたのにね
ねぇ、いつまでも笑いあっていられると思っていたのにね
この道の終わりは何処かさえもわからないまま、
行く当てもないのに、走っていたあの頃。
地図にもない安らぎの場所を探そうとしていた。
いつもと同じ温もりと、いつもと同じ笑顔と、
いつもと同じ君と。
君と一緒ならあの地平線の向こうまでも
走って行けると思っていたよ。
君から笑顔が消える日が来るなんて思ってもみなかった。
本当は気付いていた?終わりが来ること。
本当は知っていた?時間は待ってくれないこと。
いくら思い出を拾っても、足りないんだ。
穴はふさがらない。
ねぇ、君の笑顔がまた見れる日が来るといいね。
ねぇ、あの日と変わらない空が今日も僕たちを見てるよ。