|
生きれば生きるほど
不浄なかけらを拾い集めていく
日陰から
日だまりを妬む人間性
いつか解放される
それは死する時
でも死んだ事ないから
わからないよ
生きれば生きるほど
不浄な言葉を拾い集めていく
誰が逃げる番で
誰が鬼なのか
何も見えなくて
精神も現実もウロウロしてるだけの
ひとりぼっち
生きれば生きるほど
不浄な恋路を拾い集めていく
他人の飴を欲しがる
寂しい
恋とはある種の流行
清廉じゃない
歌うほどじゃない
生きれば生きるほど
不浄な
敬謙な
お下劣な
不朽な
メイデンな
狭小な
歪獄な
嗚呼