詩人:はちみつ
なみだの国からやってきたなみだひめ笑いたくてやってきたなみだひめさぁ笑ってごらん泣かなくて大丈夫蛙がいったなみだひめが生まれて初めて笑ったなみだひめが笑うと太陽が怒って雨をふらせないようにしたなみだの国に生まれたひめには一生なみだを流す責任があるんだ太陽がいった蛙は水を求め苦しんだなみだひめは気の毒に思ってなみだを流したやがてなみだでできた湖のなか笑う蛙が泳ぐ姿なみだひめはうれしそうに泣いた