詩人:路
愛する術は覚えたのに
愛される術は未だに身につかず
君が居ない時に限って
私は孤独感に襲われる
友達や家族でこの寂しさを埋めようと
電話しても
より一層寂しくなるだけ
ただ君に逢いたくて
ただ君の声が聞きたい
そばに寄り添って
時に抱きしめて欲しい
きっとこれは私のエゴだから
君には言えない想い…
君に重いと思われまいと
強がる自分に疲れたりもするけど
君の笑顔が好きだから
君の優しさが愛おしいから
君の負担にはなりたくないから
私は言わない
君に寄り添っていて欲しいけど
君に寄りかかりたくはないんだ私