詩人:桃井 美結那
靴を履き変えて外へ出る。ポケットに手を入れて街を歩く。 またヒトツ歳をとり、大人に近づく。机も椅子も小さくなってた、いつの間にか。まだ此処に居たいのに。 ありがとうって、だって言わなきゃイケナイ気がしたから。 気付いたら皆先に進んでた。自信が無いからこそ裸でぶつかってみる。 君の背中見る事も出来なかった。大丈夫だよって強がりばっか。 デモ本当ハ君ニ 愛シテ欲シカッタ