詩人:村和緒
ゴリラは大穴を狙った勿論その方がゴルフボールが入り易いと判断したからだゴリラはパター専用のゴルフクラブを手に持つと精神集中して小穴なんかには目もくれずに目をかっと見開いたこれまで閉じられて居たゴリラの目がかっと開かれた時お釈迦様の目が静かに開かれた時の様にゴリラのみぬちには生気が漲り頭からは湯気が立ち周りに居る人たちはゴリラにコスモを感じたこの後すごい事が起こるのだがそれは又別の話である