詩人:梨華
可愛い君を誰にも知られたくないから真四角の箱と満月の夜 罪を犯して。泣き叫ぶ顔が愛しい 度々疼く身体もっと もっと 自身を求め壊れ嘆けいっその事 何も見えなくなれば良い華奢な体に刻んだ 無数の傷跡尚も輝きを失わない瞳からは歓声の粒白に纏った紅は神秘的で 汚したくなる泣いて 泣いて 泣いて 一生俺だけを…