詩人:在音
東京 という石で出来た街の住人だった時何処よりも 1番綺麗だ と思ったのは埃と毒と雑踏で 紅く染まったクラゲ(月)とそれらを吸い上げて 浄化したかのように無感情なまるで 真空管の中で呼吸をしていると 感じた意味のない 朝焼け