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[192126] 夕焼けの詩

詩人:どるとる


また明日遊ぼうね 指切りした帰り道

日の暮れた街並みは誰かを待ってる顔だ

坂道を 上りきったら家まであともう少し

お腹のほうもそろそろすくだろう

今晩の献立 一緒に考えながら帰ろうよ

つないだ手を そっと離すとき

僕はまた昨日と同じ気持ちになる

夕焼け空が 橙に染まったら

僕の心も同じ色に染まる

雨上がりの空のように
泣き止んだ君の顔に笑顔がよく似合う

誰かが 見ていた誰かの涙を 知っている

団地の 小さなブランコ風に揺れてる

優しい気持ちを集めて 誰かを思ってみる

夕焼けと同じ色した気持ちになるよ

夜が来るまでには仲直りをしよう

これ以上さみしいのはごめんだから

虹がかかるよ 悲しみのそのあとに
ささやかだけど僕から君に頑張ったご褒美

頑張っている 君を僕は知っている
痛いほどに だから
僕だけは君を信じてあげる

そんな小さなゆうきをひとつ たずさえて

つないだ手を そっと離すとき

僕はまた昨日と同じ気持ちになる

夕焼け空が 橙に染まったら

僕の心も同じ色に染まる

雨上がりの空のように
泣き止んだ君の顔に笑顔がよく似合う。

2016/07/12 (Tue)
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