詩人:どるとる
電車の窓から 過ぎ去る景色を見ていた
たまに思い出すのは君の笑った顔
時間ができたのに会わないのは
簡単に会えるなんてつまらないから
贅沢を覚えた僕らは忙しい中で
やっと会えたときの喜びを知ってる
目も眩むほどの青い空と
アスファルトに降り注ぐ陽射し
30度をゆうに越える暑さの中で
溶けてしまいそうな頭ぼんやりしてる
中央線の改札を出てから考える
花火を見に行こうと誘われた
浴衣姿の君にうっとりしてた
まんざらでもないと友達がからかう
ただのんべんだらりと過ぎてく毎日なら
たまには地図も持たず宛もなく行こう
空に翼を広げるグライダー
低空飛行で 僕を威嚇してる
そんなイメージを 広げながら
一人笑ってる 僕を君は笑ってる
ラララ ラララ
ラララ ラララ
目も眩むほどの青い空と
アスファルトに降り注ぐ陽射し
30度をゆうに越える暑さの中で
溶けてしまいそうな頭ぼんやりしてる。