詩人:どるとる
体よく並べられた
正しさに 逆らえず
鵜呑みにしたら
怪我をした
僕はついに道に迷った
今までの順調だった人生は
なんだったのだろうって思う
何か失敗するたび このままじゃ
誰かのせいにしてしまいそうで
先行きが心配だよと君は笑うけど
心配なのは僕なんだと食って掛かった
星を見上げても
そこに星がある訳じゃない
ずっと遠く離れた距離の光を目にしてる
テレビの宇宙飛行士が家族に向けて
笑顔で手を振ってるような
ほほえましい未来を僕も迎えられるかな
ただ過ぎてくだけの 退屈な毎日の中で
誰かを愛し 誰かに愛されたりして
見つけたあなたの居場所はここだよ
この世界で一番大好きな人が教えてる
結局何度 喧嘩したって すべてをわかりあえなくても
いつの間にか 一度は離した手をまた 結び直すようにつないでる
それが愛ならいいなと思うこの頃
何か失敗するたび このままじゃ
誰かのせいにしてしまいそうで
先行きが心配だよと君は笑うけど
心配なのは僕なんだと食って掛かった。