詩人:弓月 あお
高鳴る鼓動はぜんぶ
彼のせいだょ
不意に見せる笑顔に
簡単につかまれてしまったの
だけど
口に出せなかった想いは
誰に伝えるでもなく
いつのまにか友の背中を
押している自分がいたんだょ
彼もその子に気があるの??
そしたらあたしはどんな風にしていよう??
笑ってふたりを見てられる??
せわしなく鳴り響く心臓も
果てしなく溢れるこの想いも
ぜんぶ無視して笑えるの??
彼のすべてに恋しているのに
どんな風にしてればいいの??
あたしも彼が好きなのに...
あたしの方が好きなのに...
彼はあたしに振り向いてくれる??
どうしようもなく怖いんだょ...