詩人:羅憂里
抱き締めた感覚
初めての記憶
哀しいドラマチック
貴方の匂い
あの日、私は
約束を果たしたつもりだった。
貴方への感謝とともに。
全てを昇華させるつもりだった。
でも
簡単には 終わらなかった。
貴方の想いと私の想いは、
想像以上に強いもので。
簡単には、消えるはずなかった。
そして私は、貴方ともう1つ約束をすることになった。
「もしも、もしもいつか、貴女の隣が空いたなら」
「俺をもう一度だけ、隣に置いて欲しい」
「それだけ」
貴方の、最後の望み、だと言う。
今は、このもどかしい距離があるけれど
私の隣には、あいつがいるけれど
約束する。 いつか……、そのときまで
例え、貴方が私を忘れてしまおうと、
私は、忘れずに、待っているよ
約束するよ。
大好き。