詩人:右色
雨の味は何味だろう甘くはない酸性なんだからしょっぱいのかもしれない雲の数ももうどうでもよくて青の種類は溶け落ちて感情は水たまりみたいに落下してポツリポツリと溜まっている激しい何かはもう雷鳴の音と共にこの身から過ぎ去った下り坂の時間はとてもとてもスピードが速くて現在を認識することが出来ない僕はいつだって過去にいる