詩人:来永
温かったあの手はもう一度握る事が出来たときには氷のように冷たくて…温かな貴方の手を握る機会なんていくらでもあったのに…もう戻らないあの手骨になり握る事さえ出来なくて箸で掴んで触る事さえ出来なくなった大事な人の手の温もりは風化せず、いつまでも