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詩人:林檎飴
モノクロの空気散らばる部屋に寝転んだ僕は
ただ天井を見つめてた
投げつけられた現実
色付かないままの理想
そんなもの何処にも無くて
都合のいいように作り笑い
優しい時間の中で残酷に傷を広げてく
規則的にウズく痛みは
まるで子守り歌のようで
子供のように頼りない僕は
何かに頼っていたくて
見えない何かを探してる
今日1日が早く過ぎればいいと
思う自分に苦笑い
優しい時間の中で残酷に叫んだ声が堕ちていく
どんなに歌っても届かない
まるで壊れたラジオのようで
道化師(ピエロ)のように誤魔化す僕は
見えない何かを探してる