詩人:どるとる
イメージしていた夢の欠片がやがてただのゴミになって
未来の扉をひらいた僕に偶然を装い突き刺さる
あの日、描いた夢
今はもう 遠い夢
だけれどまだ心のどこかで諦められずにいるんだ
真っ白な画用紙に描いた未来の想像図
走らせたペン インクみたいな自信がなくなるたび 世の中のせいにして 他人のせいにして
未来地図に描いた
あの日確かに描いた
未来はもう幻だろう
だけれどまだ諦めきれない何かが僕にはあるんだぜ
未来はもうはじまっている
後戻りなんかできないんだ
前に 前に進むしかない。